「もう良いだろ!俺は執務に戻る!」
「まだ駄目ですよ。念のためにもう少しはここにいてもらいます。」
「俺は大丈夫だと言って「駄目です。ウォルフ、言うことを聞いてください。」
「・・・あとどのくらいだ?」
「貴方が大人しくさえしてれば、二三日ってところです。」
「・・・分かった。」
「はい。じゃあ、大人しく寝ていてくださいね。」

本当は、もう大丈夫なんです。
ただ貴方と離れたくないから嘘をついてました・・・なんて言ったら張り倒されそうですね・・・。
こんな時でしか近くに居られない事が、とてももどかしい。

とかなんとか。怪我して入院中だけど、早く親衛隊の仕事に戻りたい隊長と、彼を帰したくない医者。